🔵救助犬という存在をご存じでしょうか?
大切な“いのち”と“こころ”を守るために。
日本で災害が発生すれば、第一優先に人命救助が行われ、多くの救助隊が駆けつけ救出にあたります。災害救助犬はその先発隊として、人のなん百倍もの嗅覚を使い、いち早く被災行方不明者を捜索、発見します。
そう、救助犬とは災害救助犬のことです。地震により家屋の倒壊や土砂崩れが発生した場合や、山間部などで行方不明者がでた場合に、するどい嗅覚を駆使して捜索を行います。「いざ出動!」というときに備えて、つねに災害時を想定した訓練を重ねています。
🔵救助犬になるには?
救助犬を目指すのに、特別な条件は必要ありません。
1.人間が大好き、2.好奇心旺盛、3.遊ぶのも大好き、という犬ならば、救助犬になる素質を持っているといえます。犬種やサイズは問いません。 大型犬はスタミナがあり、高低差のある場所でも捜索活動ができます。一方、小型犬は瓦礫の隙間に入っていき、機動的な捜索活動ができます。 救助犬になるには、「人を探す」「見つけて吠える」という基本的な訓練を積み重ねたあと、年1回行われる「救助犬認定試験」に合格する必要があります。
いざという時に大切ないのちを守る救助犬。そんな救助犬たちの育成のために尽力する方々の活動や救助犬たちを取り巻く現状について、ぜひこの機会に知っていただけたらと思います!
ツナヨシドッグフェスティバル 2025 AUTUMNでは、日本救助犬協会の方々にお越しいただきステージで様々なお話をしていただきます。
① 救助犬の現場での仕事
要救助者の捜索 ⇒ 発見 ⇒ 知らせる
(この後は消防などの捜索隊の仕事になる)
② 救助犬の育成訓練の過程(服従と捜索、認定試験など)
③ セラピー活動について(福祉施設等の訪問など)
④ 防災訓練などへの参加(出初め式、地区防災訓練など)
⑤ 災害時に家庭犬に必要と思われること(ハウスができることなど
メインステージにて11:00より開催します。
救助犬にご興味のある方、今まで知らなかった方もぜひステージ前にお集まりください。
開催時間/場所
両日共に11:00~/メインステージ
日本救助犬協会とは?
「NPO法人 日本救助犬協会」の概要
1995年に発生した阪神淡路大震災を契機として、1996年に
出動履歴
東日本大震災(2011)・広島市豪雨土砂災害(2014)・熊本地震(2016)
熱海市伊豆山土石流災害(2021)・能登半島地震(2024) など
